江の島 天王祭
 
江の島八坂神社
  
腰越小動神社
 江ノ島神社の末社で、須佐之男命を祭神とし、向拝つきの社殿は弘化元年12月の建築という。例年7月7日に神輿に御霊移しが行われる。それから14日までが、天王祭で有名な唐人囃、竜神囃などの音が響き、神輿の海中渡御などがあり、島を上げての祭となる。八坂神社と腰越小動神社の相方の神は夫婦神で年に一度会いに行かれます。毎年7月14日前後が天王祭で、八坂神社の御輿は海中渡御してから、江ノ島を出て、腰越へ向かい、龍口寺で待っている小動神社の御輿と連れ立って小動神社へ向かいます。  源平の合戦に活躍した佐々木盛綱が江の島弁財天への参詣の途中この神社がある小動山に上りその風光と松に感激して、日頃信仰する近江国八王子宮を勧請したのが始まりだといわれる。新田義貞が鎌倉攻めをした時、神社に戦勝を祈願し、成就の後に太刀と黄金を寄進したため、それで社殿を再興したと伝えられる
 
午前11時八坂神社の神輿は浜に下ります。海の上には神官の船とお囃子の船が待っていて、にぎやかなおはやしと、神官による祝詞の中、清めの海水が御輿に撒かれます。このあと一度浜から上がり、清水で清めた後、13:00すぎに神輿は腰越の小動神社へと向かいます。
 
小動神社の神官が龍口寺の前で八坂神社の神輿を出迎えます。お囃子に続いて天狗が神輿を先導してきます。右のビデオで江ノ島からお越しの八坂神社の一行を見てください。
龍口寺の前では、腰越小動神社の神輿が待っています。
ここで両神社の神輿が出会って、ともに連れ立って小動神社へ向かいます。
右のビデオでしばし御輿と一緒に”どっこい、どっこい”の掛け声を聞きながら、また、歯切れのよい”タンス”の拍子とともに歩いてみてください。
 
八坂神社から神輿を先導するテングと巫女さん。テングは1本歯の高下駄です。江ノ島からずいぶん距離ありますがよく歩けるものですね  八坂神社のお囃子はその独特のリズムと動きで結構有名だそうです。笛、太鼓、三味に合わせて足を踏み出しながら進みます。
 
祭りとはいえ電車をとめるわけには行きません。御輿の横を江ノ電が通ります。カメラの後ろがすぐに腰越駅です。 小動神社の鳥居前に両神社の御輿が到着しました。15:00過ぎです。
  
 
 
 
inserted by FC2 system